私のポルタフォリオ

某音楽系大学を卒業後、府立支援学校教諭に。「継続は力なり」の精神で声楽も地道に続けております。時々奥さんが記事を書くこともあります。

「日本経済はもはやリーマンショック並み?!」保証協会に勤める友人の実感

先日、高校の旧友らと久々に集まったのですが、うち一人は仕事の都合で随分遅れての到着でした。

その友人A君は保証協会に勤めており、3月になって仕事がどんどん増えているそうです。
 
保証協会について一応説明しておきますね。
原則、都道府県に一つずつ設置されている公的機関で、保証人や担保を用意できない中小企業が銀行から融資を受ける為に保証人になってくれます。
つまり、その会社に返済能力がなくなった場合、代わりに銀行へ返済してくれるのです。
銀行としては取りっぱぐれがないので、融資を求める中小企業には保証協会の利用を勧めています。
 
さて、A君が俄然忙しくなった背景が分かるニュースがこちらです。
 
 
3月13日より、売り上げが15%以上減った企業に対して、最大2億8000万円まで借入金を100%保証するという緊急措置が国の号令によって行われたのです。
 
平時より、保証協会の窓口にはさまざまな方が来られるようで、かなり切羽詰まった雰囲気を醸し出す方もおられるそうです。
この新型コロナ騒動が起こってからより様相がシリアスになり、A君の感触だとリーマンショック以来の物々しさを感じるとのこと。
 
悪戯に不安を煽るのは良くありませんが、いくら感染が収まっていないからとはいえ、これ以上自粛ムードが顕著になると経済活動に多大な影響を与えるのは火を見るよりも明らかです。
 
昨日のTVで吉村市長も「コンサート等の自粛要請もある時点で区切りをつける必要がある」と仰っていました。
感染防止についての個々の意識は高く保ちつつ、早くいつも通りの生活に戻ってほしいものですね。