映画『マスカレードホテル』は原作が東野圭吾、日本映画界を代表する豪華キャスト陣ということもあり、期待通りのエンターテインメント映画でした!
久々に俳優キムタクを観ました。
キムタクといえば、「何の役をやっても一緒」「キムタクにしか見えない」などの批判をよく耳にします。
そういう指摘があるのは否めませんが、少なくともこの映画に関してはその特徴が良い方向に表れていだと思います。
この映画でキムタクは連続殺人事件の犯人を捕まえるため、ホテルマンになって潜入捜査をする刑事役です。
そのホテルには目の見えないフリをする老婆や、キムタクを目の敵にするクレーマーなど、さまざまなお客様がやって来ます。
その人たちが何故そのような奇行を行っていたのかが解き明かされることがストーリーとして魅力的なところですが、
それと同等に面白いのはお客様のキャラの濃さったらなんの!
生瀬さんが演じるクレーマーなんか「ウゼ〜」と声に出してしまう程、良い味を出していました。
もし、それら個性的なキャラをホテルマンとして受けて立つキムタクも濃いキャラだったらと想像したらどうでしょう?
…たぶん"うるさい"です。
そう、この映画の主人公にキャラはいらないのです!
必要なのは主役としての"華"なのです!
このような視点で見るとどうでしょうか?
キムタクはなかなかの適役と言えるのではないでしょうか?!
『ロンバケ』『ラヴジェネ』『HERO』など、キムタクが出てたドラマは子供の頃からたくさん観てきましたが、45歳を過ぎた今でもやっぱりカッコいいですね〜!
『マスカレードホテル』はキムタクはいつまでも"華"であってほしいなぁと思わせてくれる良作でした!オススメです!