熊本城再建支援のチャリティーコンサートというコンセプトには言うことありませんが、演奏自体について感じたことを率直に書いてみました。
プログラムは以下の通りです。
※指揮者:守山俊吾
1.ミュオグラフィー・シンフォニー
(フェデリコ・イアコブッチ)
クラリネットソロ:イワン・イワノフ
2.ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18
(ラフマニノフ)
ピアノソロ:丸尾晃久
-休憩-
3.愛の挨拶(エルガー)
4.セレナード第13番 ト長調「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」K.525 第一楽章
5.Amateras(SHOGO)
Sparkle of Life (SHOGO)
6.交響曲第九番 ニ短調 Op.125「合唱付き」第4楽章(ベートーヴェン)
ミュオグラフィー・シンフォニーは、宇宙の遥か彼方から来た素粒子の力強さを表現した曲だそうです。
奇怪でミステリアスな部分と、途切れ途切れの戯けたメロディーが交互に出てきて、最後はグロッケンやウィンドチャイムの連打で最高潮に、という感じの曲でした。
演奏が終わった瞬間、何を思ったか指揮者の方が真っ先に拍手をしたのが一番印象的でした(笑)
ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18(ラフマニノフ)では、ソリストのパワー不足を感じました。
出だしからインパクトに欠けて、オケと重なる部分は聞こえなくなることが多かったです。
ただ、3楽章まで聴き終えた時の疲労感を見て、この難曲を暗譜で弾き切るだけでも称賛に値するなぁ…と少し考えを改めました。
どの楽章も大好きな曲ですが、今日は特に2楽章が心に残りました。
一つのメロディーを複数の楽器が受け継いでいくところが美しいです。
恋愛かヒューマンドラマ映画のバックミュージックに絶対使われてますね!
SHOGOさんが演奏された、愛の挨拶(エルガー)では、音の後押し感がすごく気になりました。
セレナード第13番 ト長調「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」K.525 第一楽章では、