私のポルタフォリオ

某音楽系大学を卒業後、府立支援学校教諭に。「継続は力なり」の精神で声楽も地道に続けております。時々奥さんが記事を書くこともあります。

『約束のネバーランド』5巻レビュー

エマたちがついに農園からの脱出に成功!

もはや手の届かないところへ行ってしまったと諦めたイザベラの回想で、レイがイザベラの実の息子であることが分かります。

レイの問い「なぜ俺を産んだの?ママ」に
「私が生き延びるためよ」
と心の中で答えます。

人間が鬼に食べられるためだけに生かされる世界。
その現実を変えることはできないが、せめて死に物狂いで生き続けることがイザベラの信念であり、不条理な世界への最大の抵抗だったのでしょう。
ママもまた鬼の犠牲者の一人です。

ふと思ったのですが、イザベラはどうやって妊娠したのでしょうか?
確か、飼育監になれるのは女性だけだったはず。。
知能の高い子どもを産ませたいなら、優秀なDNAを持った男性も必要ですよね。

さてさて。エマたちは脱出後もピンチが続きます。自然の猛威や追手、農園外の鬼にも追われます。
そこに現れたフードを被った謎の少女!
果たして、敵か味方か…?!