私のポルタフォリオ

某音楽系大学を卒業後、府立支援学校教諭に。「継続は力なり」の精神で声楽も地道に続けております。時々奥さんが記事を書くこともあります。

『約束のネバーランド』8巻レビュー

レイが目を狙えば鬼を殺せることに気づき、4日間で安住の先であるゴールディ・ポンド近くまで辿り着きます。

 

エマはオジサンの苦しみに共感し、死んだ仲間の想いを果たすためにも一緒に人間の世界に行こうとオジサンを説得します。

オジサンの心が動こうしたとその瞬間、エマが何者かに連れ去られてしまいます。

 

エマはさっきまでいた森とは別世界の、静かな村の一角で目を覚まします。

手には「USE YOUR PEN」という謎のメッセージが。

 

その村は「金持ちの鬼が余興で人間を狩って楽しむ秘密の狩場」であることを知ります。

バイヨン卿という貴族の鬼が秘密裏に農園から生きたままの食用児を入荷し、自身の庭に放し飼いにし、狩りを楽しんでいるのです。

エマは食用児たちを一人でも多く助けようと奮闘しますが、それによって人間との生きるか死ぬかの殺し合いを望んている鬼・レウウィス大公に目をつけられてしまいます。

 

狩りの時間が終わり、エマは食用児たちの本部に招かれます。

食用児たちの中心人物である9人は、狩場の鬼全員を抹殺してこの場から逃れる計画を立てています

そして、エマはその子どもたちを導く唯一の大人・ルーカスに出会います。

なんと、彼は13年前に死んだと思われたオジサンの仲間の一人でした。

 

ルーカスは狩場の中にミネルヴァが残したであろう鍵のかかった扉があることを知っていました。

その扉の鍵はエマのペンなのでは、とエマとルーカスがその扉に向かうところで8巻の幕が下ります。

 

個人的にノーマンがまだ生きてるんじゃ…と思っているので、ゴールディ・ポンドの狩場にいるかと期待しましたが、出てきませんでしたね。残念(笑)

いや~どんどん面白くなりますね!

次巻も早く読みたい!!