私のポルタフォリオ

某音楽系大学を卒業後、府立支援学校教諭に。「継続は力なり」の精神で声楽も地道に続けております。時々奥さんが記事を書くこともあります。

『最高の体調』を読んで実践していること【炎症編】

心身の不調、疲れ、パフォーマンス・集中力の低下、意志の弱さ等々、現代人が抱える悩み[以下、文明病]の多くは、古代より受け継がれてきた遺伝子と現代の環境とのミスマッチが原因であり、そのミスマッチさえ修正すれば、あらゆる問題が根本から解消される。
 
これか鈴木祐著作の本書の主旨です。
 
鈴木さんは文明病が起きる要素として【炎症】と【不安】があると定めています。
今回は【炎症編】の簡単な説明と、それを読んでから私が実際に取り組んでいる具体的な実践をご紹介いたします。
それではいきましょう!
 
まずは炎症の捉え方について簡単に説明します。
炎症は身体がダメージを負った際に免疫システムがそれを修復しようとして起きます。
つまり、炎症とは進化の過程で人体に備わった防御システムであり、怪我や病気を治すために短期的に炎症反応が起きることは遺伝的に見ても全く自然なことです。
ですが、現代人が問題なのは、その防御システムが働きっぱなしになっていることなのです。
それによって全身の機能が低下し、慢性的な心身の不調につながっているのです。
 
現代人が慢性的な炎症を引き起こす要因として3つの「過ぎる」があります。
それは「多すぎる」「少なすぎる」「新しすぎる」です。
以下は本書に載っていた一覧表です。
 
 

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3つの「すぎる」一覧表
 
予想どおりの項目も多いですが、多すぎるものの中の「満腹感」や「人生の価値観」はなるほど確かに、と思わせられました。
これらが身体に慢性的な炎症の要因だと聞くと、改めて気をつけよう、という気に私はなりました。
 
とはいえ、すべてを実践するのはなかなか厳しいので、私は自分がやり易いものから厳選して日常に取り入れています。
私が実践していることは以下の通りです。
 
  【私の具体的な実践】
〇生活習慣
  7時間睡眠(夜11時-朝6時)+20分の昼寝
  自然の中で30分ジョギング/週2回
〇食事
  白米→玄米に変更(玄米ホント美味しい!雑穀米とか好きな人は絶対好き!)
  野菜・果物・発酵食品の食べる量を増やす
  無添加のミックスナッツを毎朝食べる
  トーストにマーガリン⇒オリーブオイル+塩
  平日は間食しない(したくなったらコーヒーを飲む)
  アプリを厳選(ニュースアプリとLINE以外のSNSはすべて消去)
  メールチェックの時間を制限(平日は通勤時間と食後の休憩のみ)
  スマホを見る時間帯を制限(風呂入った後から寝るまではスマホを見ない)
 
 
奇しくも我が家にホットクックがやってきてからというもの、家ご飯に占める野菜の量・種類ともに爆発的に増えています
このブログではホットクックレシピもちょくちょく紹介しておりますので、時間があればチェックしてみてください!
 
・・・と、話を戻しますね。
 
本書の第3章では腸の働きの重要性が書かれています。
リーキーガットってご存知でしょうか。
リーキーガットとは腸の結着細胞が壊れてバリア機能が破れた状態のことです。
 
 
リーキーガット発生
 ↓
腸の穴から有害物質が血管に流れる
 ↓
免疫システムが反応し続け、慢性的な炎症が起きる
 ↓
アレルギーや認知機能の低下、疲れやすさなどの症状が起きる
 
 
怖いですよね~、腸チョー大事だなと思いました。
最近「腸活」という言葉も聞かれ、さまざまな方法がありますが、私はシンプルに腸内細菌のために発酵食品と食物繊維を意識して摂ことに努めています。
 
 
いかがでしょうか。
簡単ではありますが、今回は以上です。
 
次は2回に分けて【不安編】を読んで行っている実践をご紹介します!
お楽しみに~