音楽の先生なら歌・ピアノ・楽器なんでもOK!
…と思われがちですが、なかなかそういう訳にはなかなかいきませんよね。
ピアノが苦手な先生(特に小学校全科の先生)は、伴奏CDを使うことも一つの手ですが、やはり子どもたちには生の音楽を届けてほしいものです。
そこで今日ご紹介するのがこちら!
『オルタネーティング・ベース』
このテクニック1つあれば、童謡唱歌程度のシンプルな曲はまとめて弾けるようになります。
オルタネーティング・ベースとは、同じコードが続く場合に、ベースの部分を第1音(根音)と第5音で交互に動かす奏法です。
その際の約束事は以下の通りです。
・Ⅰの和音:第1音⇒第5音の順に動かす
・Ⅴの和音:第5音⇒第1音の順に動かす
・Ⅳの和音:第1音のみ
・メロディーと重複する場合は第3音を使うのもOK
『おおスザンナ』の冒頭を使った例です。
このようにあまりコード変化がない曲に対して特に有効です。
逆に次々とコードが変わる曲には使えませんので、ご注意を!
汎用性の高いテクニックので、一体マスターできればかなりの業務効率化になりますよ!