私のポルタフォリオ

某音楽系大学を卒業後、府立支援学校教諭に。「継続は力なり」の精神で声楽も地道に続けております。時々奥さんが記事を書くこともあります。

『約束のネバーランド』11巻レビュー

G.P.編、決着!

ルーカスの作戦どおり閃光弾の攻撃が決まり、レウウィスの視覚を一時的に奪うことに成功します。

しかし、止めを刺すまでには至らず、追い詰められるエマたち。

そこで、レウウィスの身体の再生には限界があることに気づきます。

レウウィスの視覚が戻るまでに再生が追い付かないほどの深手を負わせる作戦に変更し、乱打戦に持ち込みます。

アダムとヴァイオレットも駆けつけ、もう少し・・・!のところでエマが刺され、瀕死の重傷を負います。

死の淵に立ったエマでしたが、気力を振り絞って立ち上がります。

そして、シェルターから持ってきていた銃(手りゅう弾タイプの閃光弾は見破られたが、銃にも閃光弾があることに敵は気づいていなかった)で再度レウウィスの視覚を奪って一斉射撃!

ついにレウウィスを討ち果たします。

 

エマを含め多数の重傷者を抱えましたが、何とかG.P.を脱出し、全員無事にシェルターに戻ることができました。

 

追ってくる野生鬼やバイヨンの部下らしき鬼は完全雑魚キャラ扱い…1コマで倒す子どもたち、強すぎでしょ(笑)

 

一命をとりとめ、4週間後に目を覚ましたエマは「私の計画を聞いてほしい」と今後の展望を語ります。

エマの計画は、[気づかれずに農園から人間の世界に行く]でも[鬼と人間の戦争を引き起こす]でもなく、【7つの壁を見つけ、そこを越えた先にいるすべて鬼の頂点に立つ存在と新たな約束を交わす】ことでした。

人間を食べたい鬼達と約束を作り変えることなんてできるの・・・?

それは【交わされたもう一つの約束】にヒントがあるようです。気になりますね~

 

今回気になったところは、アダムの人間離れした強さはどこからきているのか、という点と、レウウィス死に際の走馬灯の中にソンジュとムジカが描かれていたことです。

これらの伏線も予想以上に面白く回収されていくことでしょう。

 

割とキリのいい終わり方をした11巻でした!

また新たな展開が楽しみです。