「歴史上、パンデミックの後、社会は新しく生まれ変わる」
ある経済学者がTVでこうコメントされていたのがとても印象に残っています。
その通り、新型コロナ感染で外出自粛を余儀なくされている国々ではテレワークやオンライン教育など、自宅が出なくてもでき得る限り平常と同じ社会活動を送るためのさまざまな工夫がなされています。
この種の対応では諸外国から遅れを取っている日本でも、日々新たな取り組みが始まっています。
「日本も意外とテレワークできるやん?!」
というのが正直な感想。良い意味での驚きでした。
知り合いが働く製薬会社では、テレワークでデータ解析等を行なっているそうです。
どうやって勤務状況を管理するかと聞くと、マウスが5分間動いていないと退席状態、1時間動いていないと退勤状態になるそうです笑
マウスを定期的に動かすよう仕掛けておいたらどうなるのかと聞いてみましたが、そもそも仕事はたんまりあるので、サボろうという気はサラサラないようです。素晴らしい。
教育界では、教員の初任者研修の4月分はすべてweb配信の動画で賄われることになりました。
しかし、今回の研修の様子を見て思いました。
「これからもweb配信で良くないか…?」
確かに、初任者研修には他校の初任者との情報交換や横の繋がりを築かせる意味合いがあり、その点に関しては、オンラインではなかなか難しい側面があります。
しかし、移動時間や出張費(一回の研修で初任者を集めるだけで相当な電車賃が税金で支払われています)の浪費を考えると、少なくとも講義形式の研修は次年度からオンラインにすべきだと思いました。
今日、緊急事態宣言が出され、今まで以上に経済活動が停滞し、社会に不安が広がることが予想されます。
しかし、明けない夜はありません!