私のポルタフォリオ

某音楽系大学を卒業後、府立支援学校教諭に。「継続は力なり」の精神で声楽も地道に続けております。時々奥さんが記事を書くこともあります。

情報はあればあるほどいい!という思い込み

新型コロナの拡がりが止まらない今日この頃ですが、私いもたか、3月末に台湾に行ってやろうと計画しております。
台湾は封じ込めに成功しているようで安心ですが、日本人お断りになるかも…ですね。
 
 
そうならないことを祈るのみです。
 
さて、皆さんは海外旅行に行かれる時、何から準備しますか?
大体はまず航空券、それからホテル予約ってところでしょうか。
「何言ってんだ!宿も何もかも現地調達するのが旅の醍醐味だろ!」っていう猛者の方々のご叱責は一旦置いておきますね笑
 
私は今回が初台湾旅行なのですが、実はホテル選びにとても迷ってしまいました。
各スポットの位置関係などの土地勘がなかったこともあるのですが、それ以上に大きな要因はネット情報の多いこと多いこと…
確かにそれぞれを照らし合わせ、より自分に合う条件のホテルを探し出せばいいのでしょうが、それにしても余りに比較する対象が多すぎて、、、かなり疲れました。
 
 
【情報があるほど判断が鈍る】
そして、苦心して選んだホテルはコチラ。
 
 
最近買ったガイドブックの地図にも載ってましたし、今はもう迷いはありません!
ただ、このホテルに検討をつけたのはいつだと思いますか?
 
…勘のいい方ならお分かりでしょう。
 
そう、一番最初に目が止まったホテルだったのです。
 
「いもたかは余程優柔不断なヤツだな。」とお思いでしょう。
それも否定はできません!
が、ちょうど今読んでいる本にこんな話があったのでちょっと聞いてください。
 
 
『最低限の情報で生活すると、判断力が高まる』
「サンディエゴとサンアントニオでは、どちらの街の人口が多いでしょう?」
シカゴとミュンヘンの大学生100人ずつにそれぞれ同じ質問をした。
アメリカの大学生の正答率は62%、
一方、ドイツの大学生の正答率はなんと100%だった。
 
 
アメリカ人は両方の都市についての情報を持っていたから間違え、ドイツ人はそもそもサンアントニオという街の情報を持たなかったから、聞いたことのあるサンディエゴを選び、正解することができたのです。
 
うんそう!自分が言いたかったのはまさにコレ!
 
つまり、情報を多く集めれば集めるほど良い判断ができるとは限らない。むしろ、限られた情報だけの方が決断の質を高めることができる、ということです。
 
旅行のようなイベントの準備や新しいことを始めるなど、自分が何かを決めなければいけない時、まずはひとしきり情報を集めてから…と思い、決断や行動を先送りしていることはありませんか?
 
私がネットサーフィンしてたくさんのホテルを見まくったのも、今振り返ると自分の中では最初に見つけたホテルと決まっていたけれど、ただその決断の裏づけがほしかっただけなのかもと思います。
 
情報を集めた方が良いだろうと思ってやっているその行動、もしかすると自分の判断をかえって鈍くしているかもしれません。
たくさんの選択肢から決めなければならない時ほど、自分の直感を信じて即決してみましょう!!