昨日もご紹介したこちらの本。
他の章にも興味深い内容があったので、自分の記録がてら書かせてもらいます。
著者は「3年間ニュースを遮断する」という実験を自ら行いました。
結果、何が解ったか。
それは『ニュースを見なくても大事な情報を流すことは一度もなかった』という事実です。
最初の頃は我慢が必要だったり、大事な情報を逃したのではと不安になることはあったのですが、時を追うごとに決断の質が上がり、時間にずっと余裕が持てるようになったそうです。
著者はニュースは見る必要がないと述べ、その理由に以下の3つを挙げています。
一つは、ニュースを見ても衝撃的な事実があったという上辺だけの知識しか残らないから。
人間の脳は短絡的な情報に食いつき、思考を求められることは自動的にシャットダウンするように作られています。
なので、ニュースを流し見ていても、頭には「うわー、大変なことがあったんだな。」
ということしか残らないのでしょう。
二つ目の理由は、殆どが自分に全く関係のないことだから。
ニュースで得た知識が自身の仕事やキャリアアップに繋がることはほぼないことが分かったと著者は言います。
三つ目は、現代人はニュースを仕入れることだけでとんでもなく時間を浪費しているから。
それよりも、出来事の背景を詳しく記した長文記事や本を読む方が余程世界を理解できると述べられています。
上記の内容が印象に残ったのは、ちょうど自分もニュース断ちを始めていたからです。
理由はもっと時間を有効利用したいから。
以前、記事に挙げたFacebook断ちした理由と少し似てます。
《今回の私の実践》
・ニュースアプリをすべて消す
・朝TVをつけてニュースを流すことをやめる
・新型コロナの情報は外務省HPから得る
いっそTVを捨てたら読書やアウトプットにもっと時間が割けるのでしょうが、TVっ子の私としては中々踏み切れませんでした…(^◇^;)
これからは外から無尽蔵に入ってくる情報はシャットダウンし、自分が選択して能動的に知識を得ることにシフトできるよう、日々意識しようと思います!
職場の同僚に聞いた話ですが、一説によると、現代の日本人が1日に得る情報量は江戸時代の人の1年分に相当する、と言われているそうですよ。そりゃあストレスもかかりますよね。
スマホのアプリを消しまくるっていうのも情報精選という面でスッキリしますよ〜オススメです!