私のポルタフォリオ

某音楽系大学を卒業後、府立支援学校教諭に。「継続は力なり」の精神で声楽も地道に続けております。時々奥さんが記事を書くこともあります。

充実した在宅時間を過ごすために

大阪府教員も先週中頃からテレワークが始まりました。
私の勤務先は当番制の学校勤務と在宅勤務が交互に設定されました。
在宅勤務の割合は週3日程度です。
在宅勤務をする場合は、事前に管理職に口頭と書面でその旨を申告し、当日の勤務開始・終了をメールで伝え、次の出勤時に勤務記録のレポートを提出します。
 
教員は時間がある時にしかできない仕事って実は結構あります。
教材研究や教科の専門性向上は終わりのないものですし、生徒のアセスメントや支援・指導法を良書を参考に専門的な知見からじっくり考えるなど、やれることは尽きません。
 
ですが、今日明日にやらなければいけないことがないと、人間どうしてもダラけてしまいがちですよね…?
今日は、今しかない貴重な在宅時間を有効活用するために、私が実際に行っている3つのテクニックをご紹介したいと思います。
 
 
【計画を立てる】
まずは一日の計画を立てることです。
事前に時間を細かく区切ることで、ダラダラと過ごすことを防ぎます。
私は小学校の夏休み課題のような予定表を前日の夜に作っています。
 

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右側が計画で、左側が実際の過ごし方です。
計画がどの程度実行できたかを記録することで、自分のキャパシティーや集中しやすいリズムを発見することができます。
 
それに、計画を立てておくと「次は何をしようかな…」を考える労力を割くことができます。
スティーブ・ジョブズは、有限な判断力を温存するために毎日同じ服を着ていたそうです。
仕事を始める時、その度にやるべきことを考えるのはエネルギーを浪費しますし、その時の自分の都合でラクな方に流れてしまいます。
なので、事前に決めた計画を遂行することに終始する方が効率的です。
計画実行にのみ意識を向けることで、後先を気にせず、目の前のことに集中することができます。
 
計画を立てる時のポイントは『予定を詰め込みすぎないこと』です。
まずは計画遂行の経験を重ね、達成感を得られるようにしましょう。
 
 
【仕事ー休憩のサイクル】
集中力を持続させるには休憩の取り方が重要です。
私の場合は、50分仕事ー10分休憩のサイクルを厳格に守っています。
定期的に休憩を取る方が作業効率が上がるのは、エビデンスの高い科学実験で多数立証されています。
 
休憩する時のポイントは『ぼぅーっとすること』です。
新たな情報処理を行わないことで、脳は無意識下で活発に働き、仕事で得た知能がより一層定着します。
 
私は目を閉じて寝転んだり、ベランダから外を眺めたり、洗い物や洗濯などの単純な家事を行ったりしてリフレッシュしています。
より良い仕事ー休憩サイクルやリフレッシュ法は人によってさまざまかと思いますので、自分に合ったものを探してみましょう。
 
 
【とりあえず5分がんばる】
何となくやる気が出ないことってありますよね?
カフェに行って気分転換!・・・ができない現状なので、家で集中できないタイプの方はツライところです。。
 
やる気っていくら休憩しても湧いてこないんです。
どうしたらやる気が出るか?
それはずばり『とにかく始めること』です。
 
気持ちがのらなくてもPCと筆記用具を準備し、コーヒーを入れて机に向かう。
そして、とりあえず5分!の気持ちで始めてください。
そうすると、気がついた時には波に乗って作業することができます。
これは脳の側坐核という器官の効果です。
側坐核の力は強力ですよ~私は毎日助けられています。
(詳しくはこちらの記事↓↓↓をご覧ください。)
 
 
【最後に・・・一日の終わりにちょっとした楽しみを】
一日の最後にリラックスすることは明日への活力に直結します。
私の今の楽しみは、海外ドラマを1話観て、お風呂にゆっくり入り、明日の計画を立てて、寝ることです。
ちょっとした楽しみですが、結構満足してします。
 
ポイントは『やるべきことをすべて終わらせてから楽しむこと』ですね。
気になることを残していたら、好きなことも心から楽しむことができません。
やるべきことを計画通りに終わらせ、達成感とともにリラックスできる時間を過ごす。
こんな潤いのある毎日を作っていけたら、在宅時間もまったく苦ではありませんよ!